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広告・販売のテクニックに気をつけろ

 広告は素晴らしいイメージで私たちの購入意欲をかきたてます。その商品を手に入れればきっと幸せになれるだろうと私たちに想像させます。その想像は現実を反映しているわけではありません。広告会社が作ったイメージであり、そのイメージを元にした私たちの想像にすぎません。

 とりわけ広告が巧妙なのは、広告が私たちを気分よくさせるイメージを使う点です。「われわれは未来の感情を予測するとき、自然と現在の感情を出発点とするため、未来の感情が実際以上に今の感情に似ていると思い込んでしまう」(ダニエル・ギルバート『幸せはいつもちょっと先にある』早川書房)のです。

 テレビや雑誌やインターネットの広告を見て、素晴らしいイメージで気分がよくなったとしても、それが現実の未来に訪れるとは限りません。広告を見てうっとりしたら、自分は悪い魔法にでもかけられていると思ったほうが賢明です。

 広告と気づかずに洗脳されていることもあります。テレビのCMや雑誌の広告ページだけが広告ではありません。番組と見分けがつかないような広告、記事と見分けがつかないような広告が増えています。番組の中でさりげなく紹介されている商品があります。テレビドラマに登場する登場人物が使っている携帯電話、身が着ている衣服、部屋のインテリア。どこにでも商品がはいりこんでいます。バラエティー番組ではお店や企業とのタイアップは当たり前です。

 インターネットの口コミも信用できません。自腹で買った商品を紹介しているフリをして、じつは企業から便宜供与を受けていることもあります。アフィリエイトのように紹介料が入るため本人はまったく気に入っていない商品でも褒めているケースもあります。

 電気店の店頭で実際の商品を見比べながら購入を決めるときも気をつけてください。

 とても手が出ないほど高価な大型薄型テレビは、それより安い商品を買わせるための、オトリかもしれません。人はある商品を単独で見るよりも、より高い商品を見た後に、その商品を見たほうが安い商品だと感じてしまいます。

 似たような商品ばかりが並んでいる売り場で、おすすめ商品の美点を並び立てる店員にも気をつけましょう。人は多くの似たものを前にすると迷ってしまってひとつを選ぶことができませんが、ひとつの商品だけ差を際立たせてある場合、それを選んでしまいがちです。
あちこちに巧妙な売りのテクニックがあなたを待ち受けています。

 そしてなによりも思い出して欲しいのは、何かを買って生活の中で使ってみても、どうせ満足は長続きしないということです。嬉しいのは最初だけです。すぐに人は慣れてしまいます。そして、想像の中での素晴らしいイメージは現実によって裏切られます。

 かくて家の中には使わない商品があふれることになります。なぜそれを買ったのか後になると理解できない商品を誰もが押入れに隠しています。


幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学
熊谷 淳子
4152087986


明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045) (アスキー新書 45)
佐藤 尚之
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