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浪費戦略に気をつけろ 6~10

 第6作戦 「きっかけをあたえる」

 各業界団体がそれぞれ「何々の日」をもうけて、キャンペーンを繰り広げています。石川は読書週間、虫歯予防デーを例にあげています。どちらも関連団体にとって売上を伸ばすためのきっかけになります。毎月1日(都道府県により異なる)の映画の日もよく知られています。最初12月1日だけだった映画の日が毎月1回に増えたのも映画普及に役立つからです。

 第7作戦 「単能化させる」

 男性用と女性用の消臭剤、TPOで使い分ける眼鏡、腕時計、服装、靴など「目的に応じて顧客に相異なった商品をすすめる」ことです。ファッションを中心にあらゆるジャンルにこの単能化はひろがっています。同じ商品を使い分けることもここに分類してもいいかもしれません。仕事とプライベートで携帯電話を使い分けることはその典型です。

 第8作戦 「セカンドとしてもたせる」

 セカンド・カー、セカンド・ハウス、セカンド・カメラを石川はあげています。セカンドどころか一人一台というのも増えています。自動車もテレビもステレオ機器も電話もカメラも一人一台の時代になりました。

 第9作戦 「予備をもたせる」

 ビールやフィルムなどのストックと電球やタイヤなどのスペアの二つの意味があると石川は指摘しています。仕事でパソコンを使う人は予備のパソコンを用意している人が多いはずです。

 第10作戦 「旧式にさせる」

 モデルチェンジにより以前の商品がまだ使えるにもかかわらず古いものだと意識させます。こうした手法は計画的陳腐化とも呼ばれ、電機産業と自動車産業がこの手法を確立しました。ファッションの世界での流行色も実際に流行して色ではなく、業界の識者で構成される委員会が決定した流行色を大衆に広めるという意図的なものです。

 以上の10の戦略により企業は広告をよって消費者を洗脳し、浪費させます。無駄な買い物をしないためには、こうした事実をまず認識することが大切です。その商品が本当に自分に必要なものなのか、それとも誰かにそう思いこまされているのかを見きわめることで浪費から自分を守らなければなりません。

 再掲載:「浪費を刺激する10の戦略」林周二
  第1作戦 「捨てさせる」
  第2作成 「無駄づかいさせる」
  第3作戦 「贈り物にさせる」
  第4作戦 「蓄(た)めさせる」
  第5作戦 「抱きあい商品にする」
  第6作戦 「きっかけをあたえる」
  第7作戦 「単能化させる」
  第8作戦 「セカンドとしてもたせる」
  第9作戦 「予備をもたせる」
  第10作戦 「旧式にさせる」


ポスト消費社会のゆくえ (文春新書 633)
辻井 喬
4166606336


「欲望」と資本主義―終りなき拡張の論理 (講談社現代新書)
佐伯 啓思
4061491504

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テーマ : 節約・暮らしの知恵
ジャンル : 結婚・家庭生活

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