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離婚と死別ではねあがる自殺率

 離婚はしばしば男性に大きなマイナスをもたらします。まず、離婚をすると、健康が失われます。大きなストレスにさらされることと、食事をはじめとする健康管理が難しくなるためだと思われます。

 大きなストレスはウツ状態をまねきます。人によっては心身へのダメージがかなりあるようです。

 また、結婚中は妻に健康管理を任せている人が多いでしょう。とりわけ食事は妻任せです。それが一人身なって、面倒だからとコンビニ弁当ばかりになれば、健康を大きく損なうことになります。

 離婚男性の自殺率が高いことにも注目すべきです。一般に、女性の自殺率は低く、離別、死別の影響も男性ほど大きくはありません。女性は精神的にタフです。離婚がマイナスに作用するのはやはり男性において強く見られる現象です。

 以下に離別(離婚と死別)による自殺率を年代ごとにあげてみましょう。有配偶男性(妻がいるひと)を基準とした場合の倍率を示します。カッコの中は未婚男性の自殺率です

離別による自殺率
 20代 … 21.7倍(未婚男性は2.7倍)
 30代 … 11.2倍(未婚男性は4.5倍)
 40代 …  6.2倍(未婚男性は3.3倍)
 50代 …  5.3倍(未婚男性は3倍)
 60代以上…3倍  (未婚男性は3.4倍)
     (湯沢雍彦『図説 家族問題の現在』より厚生省「自殺死亡統計(1985年)」)

 この数字を見ると、結婚の失敗は男にとってかなりの痛手になることは間違いなさそうです。結婚しても別れるくらいなら未婚のままの方がいいでしょう。

 このデータの面白いところは、若いときほど離別が自殺率に与える影響が大きいということです。年をとる徐々に離別の影響が薄れて、最後は未婚男性とほぼ同じになります。若いほど夢や希望が失われた絶望感を持ちやすいのでしょう。逆にいうと、結婚も長くなるとそれだけで夢も希望もなくなってくるということかもしれません。

 未婚者の自殺率の高さについてはすでに検討済みですが、追加すべき原因として「結婚が自殺を引き止める要因となっている可能性」があるかもしれません。

 死にたいと思ったときに、既婚者ならば妻や子どもの顔が浮かんできて、「おれが頑張らなきゃ」と思いますが、未婚者はそういう気持ちは起こらずにそのまま自殺に突き進んでしまう。そういうことはあるかもしれません。

 しかし、逆にリストラや不況による重圧が家庭を支える父親により大きくかかるため、家族の存在がかえって自殺への誘引となっている可能性もあります。なかなか難しい問題です。新しい情報を得たら、また分析したいと思います。


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テーマ : うつ病(鬱病)、メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体

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情報処理系講師、フリーライター。減速生活者にしてB級遊民。

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