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『正論なのに説得力のない人ムチャクチャでも絶対に議論に勝つ人』 その1

正論なのに説得力のない人ムチャクチャなのに絶対に議論に勝つ人 正々堂々の詭弁術
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 小野田博一著


 副題は「正々堂々の詭弁術」。こちらの方が内容をよく伝えています。


 詭弁とは、次のものです

支え方が正しくないアーギュメント(argument)で、
(1)ある程度説得力のあるもの、あるいは
(2)説得しようとする意志が感じられるもの


 支え方とは、議論(アーギュメント)において前提が結論を支えている、その支え方です。
 つまり、正しくないけれど、説得しようとしているし、説得力の感じられる議論が詭弁です。

 説得力があるのは、論理にキズがあるときだと著者はいいます。そのキズは論拠と結論にギャップがあるときに生まれます。このギャップが大きいのに、うまい理屈でなるほどと思わせられる議論が詭弁です。逆にギャップがないのなら、それは正しい論理であり、聞いた人は当たり前と感じてしまって説得力を感じません。

 著者は『説得力ある発言・記述はすべて詭弁!!』と断定しています。説得力があるのは論理にキズがあるからであり、正しい論理に説得力はないのですから、これは論理的必然です。

 ただ、説得力は人によって感じ方が違います。すぐに間違いがバレてしまうようでは説得力は感じません。ですから、次のようにも書いてます。

「あなたの判断では」支え方が正しくなく、かつ「あなたにとって」ある程度説得力があるアーギュメントが、あなたにとっての詭弁。


 実生活の議論では、「白」も「黒」もない、と著者は言います。例としてあげられているのは、価値判断を含んだものですから、ある意味当然でしょう。価値観は人それぞれなので、絶対に正しいとか間違っているとはなりにくいものです。

 では、事実に関する議論ではどうでしょうか。著者は書いていませんが、おそらくこの場合も白黒はつきにくいでしょう。科学的ですら厳密に手順を踏んで論証するのは大変です。ましてや実生活での議論は論証とはほど遠いレベルのものです。はっきりと白黒つくものではないでしょう。


詭弁論理学 (中公新書 (448)) 論より詭弁 反論理的思考のすすめ (光文社新書) 論理的な作文・小論文を書く方法―ナルホドと読み手を納得させる 反論の技術―その意義と訓練方法 (オピニオン叢書) 論理的に考える方法―本質への筋道が読める (光文社知恵の森文庫)
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ジャンル : 本・雑誌

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