スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『クリティカル進化論』 答えを急がずあいまいさに耐えよ

クリティカル進化(シンカー)論―「OL進化論」で学ぶ思考の技法
476282139X


 道田 泰司,宮元 博章著
 秋月 りす漫画

 副題は「『OL進化論』で学ぶ思考の技法」。「OL進化論」という漫画を題材にクリティカル・シンキングを学ぶ本です。

 クリティカル・シンキングは批判的思考と訳されている分析的思考方法のことです。一般的な論理や思考法に加えて、感情や思いこみ、偏見など心理的な影響で論理がゆがむことも扱っているのが特徴です。

 本書は漫画を題材にしているため、楽しく読め、卑近な事例が多く、親しみやすいものとなっています。論理的思考を身につけたいけれど、論理学なんてむずかしくて嫌だ、なんて人には最適でしょう。

 私はこの手の本を何冊か読んでいるのであらためての発見はあまりなかったのですが、「クリティカルシンカーはあいまいさに耐える」というのが共感できました。

 人はすぐに答えを出したがります。材料が不足していても、そのことについての知識が足りなくても、あれはこうだよ、と。でも、それはある種の心の弱さから来ているのかもしれません。つまり、曖昧さに耐えられないってことです。「あえて結論を出さないでも平気でいられる習性(度胸かな?)を身につける」という提言はなかなかいいですね。

 あと「ポジティブ思考に気をつけよう」も同感です。なんでもかんでもポジティブでなければいけないと思い込んでいる人がいて、ちょっとネガティブなことをいうと「ポジティブに考えなさい」と余計なことをいってきます。でもね、ポジティブ思考ではさまざまな危機に対処はできないし、簡単に騙されてしまうのです。ちょっと考えればわかるでしょ。

ものごとの両面に目を向ける発想とは、つまりクリティカルに考えるということだ。(略)これはたんなるポジティブ思考でもネガティブ思考でもない、客観的でクリティカルな現実主義的思考といっていいんじゃないだろうか。


 そう。バランスのとれた現実主義的思考がいいじゃないですか。



クリティカルシンキング (入門篇) クリティカルシンキング・実践篇―あなたの思考をガイドするプラス50の原則 クリティカル・シンキングと教育―日本の教育を再構築する (SEKAISHISO SEMINAR) 論理的に考えること (岩波ジュニア新書) 3分でわかる クリティカル・シンキングの基本
by G-Tools
スポンサーサイト

テーマ : 民主党
ジャンル : 政治・経済

プロフィール

Cozy

Author:Cozy
情報処理系講師、フリーライター。減速生活者にしてB級遊民。

Twitterはcozyoffです。
TwilogはCozy(@cozyoff)です。

当ブログへのリンクはご自由に。

名言集および格言集
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。