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フリーターになるなら計画的に

 フリーターは、「定職に就かず、主にアルバイトで生計を立てている人」を意味します。リクルートが発行するアルバイト情報誌『フロム・エー』が 1980年代後半にフリーとアルバイターを組み合わせて作った造語です。

 時間が自由になる気ままな職業というとフリーターを思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、その反面、フリーターは時給が低いので、経済的に恵まれた人か、何らかの展望がない限り、選ぶべき雇用形態ではありません。

 フリーターは臨時雇いのアルバイトですから、各種の保険保障もなく、800~1000円程度の時給しかもらえません。地方ではさらに安くなります。時給が安ければ生活のために長時間働かなければなりません。長時間働くのでは閑適や道楽を楽しむB級遊民など夢の夢です。

 たとえば15万円を稼ぐのに時給800円では187.5時間が必要です。一日8時間働くとして、23.4日必要になります。月に20日以上働くなら正社員と同じです。それで月15万円でボーナスなし、社会保険なし、福利厚生なし、では条件が悪すぎます。

 厚生労働省の「賃金構造基本調査」によると、15〜34歳のパート・アルバイトの平均年収は105万円しかありません。フルタイムで働いていないからでしょう。派遣社員や製造現場の請負作業員などのフルタイムで働く人たちも含めて、やっと140万円位になります。ちなみに同年齢の正社員の平均年収は385万円です。

 年収105万円では、パラサイトシングルで生活費が極端に低い人でなければ、そこそこの生活水準を維持するのも困難です。ですから、フリーターで生活するには、最初から経済的に恵まれていることが条件です。

 フリーターをすすめないのは、金銭面だけが理由ではありません。

 フリーターは単純労働が多いので、技術を身につけるチャンスも失われます。気がついたときには都合のいい安価な労働力として社会の底辺でうごめくしかないという悲惨な事態にもなりかねません。

 若いうちは何とかなっても、年をとると年齢制限にひっかかって仕事にありつけなくなります。かりに仕事があったとしても自分よりも若い正社員や先輩フリーターにあごで使われることになり、プライドがずたずたになり、とてもやっていけるものではありません。

 リクルートフロム・エーがフリーターを対象に調査をしています。「何歳までにフリーターをやめたいか」と尋ねたところ、「一八~二四歳まで」が二八・九%、「二五~二九歳まで」が三四・二%、「三〇~三四歳まで」が一六・八%、「三五歳以上」が七・四%、無回答が一二・七%でした(『フリーター自書2000』)。20代でやめたいという人が大半です。

 一度、単純労働のフリーターになってしまうと、正社員になるのは困難です。リクルートワークス研究所の調査によると、社会人になって初めての仕事がフリーターだった人が、正社員に転身する割合は22.5%です。

 フリーターになるのなら、計画性を持って早い時期からフリーター脱出の道を探るべきでしょう。

 たとえば、パラサイトシングルで、バイトをしながら商売を覚え、貯金した資金でお店を開くとか、インターネットを使った商売を始めるなど、です。もし、時間があって勉強が苦にならないのなら、フリーランスになるための技術を磨くのもお勧めです。この後紹介するいろいろな方法を併用して商売への道を模索してください。

フリーター漂流
松宮 健一
4845109700


生きさせろ! 難民化する若者たち
雨宮 処凛
4778310470


フリーターにとって「自由」とは何か
杉田 俊介
4409240722

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テーマ : どん底からの再起
ジャンル : ビジネス

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情報処理系講師、フリーライター。減速生活者にしてB級遊民。

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