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特報首都圏「“ひとり”が怖い」 異様な友だち強要社会

 NHKの特報首都圏「“ひとり”が怖い」で紹介されていた大学生の人間関係は私には冗談か悪夢の世界でした。

 最近の大学生が、ひとり食事をしているところを人から見られたくないと真剣に考えていて、もしそうなる状況ならトイレで食事をするというのです。

 携帯電話のリストには友だちが700人とか1000人とか載っているのは普通のことのようです。メールのやり取りは頻繁に行われ、直ぐに返事をしなければならない。話題は特になくてもダラダラと続き、会話を終えていいのは眠る時だそうです。

 これはなにかの罰ゲームでしょうか。

 いつだったか「友だち100人できるかな」なんて歌詞の歌を聞いたことがあります。100人という数字は常識的には無理な数字ですから、これはオーバーな表現にすぎないのだろうと思っていましたが、世の中はこういう世界を本気で考えていたようです。

 もちろん友だち700人というのは間違った日本語でしょう。本来知り合いと呼ぶべきで人間を友だちだと称しているだけで、およそ実態のないもののはずです。

 その中でよくメールをやり取りする人間をたとえば友だちと呼んでいいとしても、さて、このような相互監視的なメールの送りあいは友だち関係の強要ではないでしょうか。

 番組の中では、孤独の重要性と言うことが語られていました。孤独の中で自分を見つめることも発達心理学的には重要だ、と。それからすると、今の大学生は中学生くらいの心で止まっているのではないか、といってました。

 四六時中人とやりとりをしなければならない状況というのは私には辛いものに思えるのですが、彼らはどう思っているのでしょう。番組に出てきた若者はニコニコしている人が多かったのでそれはそれで楽しいのかもしれません。そういう状態に適応しているのでしょう。

 一方で無縁社会が進み、一方で友だち関係の強要が進む、私たちはかなり異常な社会を形成しているようです。


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テーマ : NHK
ジャンル : テレビ・ラジオ

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