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龍馬伝 第7回「遥かなるヌーヨーカ」 小龍から龍馬へ

 坂本龍馬(福山雅治)に世界地図を見せてアメリカの話をしたのが河田小龍(リリーフランキー)だったとは知りませんでした。もしかすると、どこかで読んでいながら、忘れているのかもしれません。よくある話は、龍馬が勝海舟を暗殺しに行って、そこで海舟から地球儀を見せられて外国の話を聞くうちに感心して弟子入りするというものです。多くの小説やドラマはこのエピソードを採用しています。司馬遼太郎の『竜馬がいく』もこれだったと思うのですが。

 今確認できませんが、今回の龍馬伝の方が史実に近いのかもしれませんね。龍馬は松平春嶽の紹介状を持って海舟を尋ねているともいいますから、そのときすでに開国派になっていた可能性があります。

 となる、となぜ龍馬は土佐勤王党に入るのか、ということです。やはりわかりませんね。

 河田小龍の話を聞くうちに攘夷派の連中がその場を去っていくというエピソードは攘夷という思想がどういうものであったかをうまく表現しています。彼等は攘夷という方針は変えようがなく、外国のことなど知る必要もないと考えていました。鎖国を日本古来の祖法であると信じていたからです。しかし、実際には徳川家光が行ったものでした。それを変えてはいかんというのは固陋な思い込みにすぎません。それほど当時の日本人は日本史に関しても無知だったわけです。

 困ったことに天皇もまた攘夷論者であることはいずれストーリーに出てくるでしょう。

 岩崎弥太郎(香川照之)と武市半平太(大森南朋)が喧嘩をして、龍馬が仲裁をしますが、このシーンも彼等の志向の違いを明確に示すために用意されたものです。

 幕末ものはなにしろわかりにくいので、今回のような整理のためのシーンが多くなるかもしれません。もちろんこれは必要です。龍馬伝はそのわかりにくい幕末の流れを丁寧に描こうとする制作者側の意図が感じられます。今までのところその試みは成功しています。単なる説明に終わらせずにドラマを感じさるシーンを作り出せています。今後も期待できそうです。

 それにしても平井加尾(広末涼子)の存在がよくわかりません。弥太郎とのやりとりがとんねるずの紅鯨団みたいで面白かったですが。

 河田小龍が描いていたのが龍の絵だったというラストはよかったです。黒船かなあと思わせておいて、龍。なるほどと思いました。小龍から龍馬へと思いが継承されるということですね。


↓河田小龍のことも書いてあるそうです。
龍馬の運命を決めた五人の男 (静山社文庫)
486389029X

岩崎弥太郎、武市半平太、河田小龍、後藤象二郎、中岡慎太郎―龍馬と熱く関わった五人の生き方から、新しい龍馬の姿が浮かびあがる! (内容紹介より)
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テーマ : 龍馬伝
ジャンル : テレビ・ラジオ

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