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無縁社会 会社にすべてを捧げた男の末路と奇跡のおじちゃん物語

 NHKスペシャル「無縁社会 ~“無縁死” 3万2千人の衝撃~ 」を見ました。

 生涯非婚、生き別れ、死に別れなどにより単身者となり孤独に生きて孤独に死ぬ。今、日本ではそういう死が増えています。

 家族がいても死の後始末をしないケースも多いようです。子どもが親の骨壷を処分してくれというなんてどういう神経をしているのかと疑います。生前、親と疎遠であったにしてもこういうやりかたは異常ですね。

 今後、生涯独身で過ごす女性は全体の1/4、男性は1/3になるそうです。これに離別も含めれば単身者として晩年を過ごす人の数は膨大なものになります。

 単身者同士を交流させるなんらかた手立てが必要でしょう。自治体がそういう対策に乗り出すかもしれませんが、自分たちでそういう組織を作ったり、新しいコミュニティを作ったりという動きも出てくるでしょう。このまま指をくわえて待っているこということにはならないような、気がしますが。

 番組で紹介されていたひとつひとつのケースが印象的でした。

 元看護婦で生涯独身だった女性が漂わせていた孤独感も強烈でしたが、家族と別れて一人となって老人ホームにいた男性のさらに悲惨に見えました。体が悪いし、鬱病の薬を飲んでいたということもありますが、持っていたものを失ったことで挫折感、喪失感がより強く男性を襲っているように見えました。

 女性の場合は、結婚しておけばよかったという後悔でしょうが、この男性はすべてをうしなったという喪失感、そして会社のためにすべてを捧げながら、家族を失いは目になり、体を壊し、なにも報われていない虚しさも感じました。この男性が今でも会社員時代を懐かしがっていて、会社のことを自慢に思っていることが、なおさら虚しさを感じさせます。

 男性は会社を定年退職することで社会とのつながりを一切失ってしまうというナレーションが印象に残りました。

 2chの実況で一番盛り上がっていたのは、最後に紹介された男性です。離婚をして上京しアパートで暮らしている時に母親に引き取られ離れて暮らしていた娘が事故死。男性はうつ状態でアパートにひきこもります。するとアパートの隣の幼稚園の経営者の小学生の可愛い娘さんが「隣のおじちゃんの姿が見えない」と気にしてアパートの部屋に尋ねるようになるという話。その後、この女の子とその妹がこの男性と仲良しになり、交流を続けるのですけど、こんな話があるのか、と本当に驚きました。その後日談もまたびっくりです。

 無縁社会というテーマで取り上げる話としてはあまりに特殊なケースです。これは番組の流れとは違う奇跡のおじちゃん物語です。NHKとしては一時的にせよ地縁というか人とのつながりのあった例をあげ無縁社会に対するヒントとしたかったのでしょうが、やはりあまりのレアケースでしょう。

 全体を通してとにかくすごい番組なので、今夜の再放送を見てください。

【再放送予定】
2010年2月3日(水)←2日(火)の深夜です
午前0時45分~1時43分 (2日深夜) 総合
無縁社会 ~“無縁死” 3万2千人の衝撃~
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テーマ : NHK
ジャンル : テレビ・ラジオ

プロフィール

Author:Cozy
情報処理系講師、フリーライター。減速生活者にしてB級遊民。

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