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『外事警察』第2回 女が心の闇をさらけだせば

 いよいよ石田ゆり子が登場。なんとなく男運のない薄幸感を漂わせる女優ですが(別に根拠はありません。私の印象です)、今回は心の闇を抱えた女性を演じます。

 最初、下村愛子(石田ゆり子)は交通事故で美容師の夫を失って、一人でヘアサロンを続けながら、自宅で夫を介護するけなげな女性として登場します。

 しかし、住本(渡部篤郎)は松沢陽菜(尾野真千子)に下村愛子のすべて調べさせ、彼女に捜査協力させるために彼女の闇を暴きたてます。実際には自分の不倫が自動車事故を引き起こし、夫を植物人間にしてしまったのでした。

 だから罪滅ぼしに介護をしている、というストーリーはやはり一面にすぎません。「それは自己満足だ」と住本は下村(石田ゆり子)にいいます。「あなたはいくらでも大それたことができる女だ」とも。

 この女の本性はもっと暗いのだ。欲望が強く、それに引きづられる女だと住本は知っています。そして夫に対するすまなさを感じている裏では、植物状態の夫を介護するというこの状況からどうしても逃れたいと考えているはずだと。

 松沢(尾野真千子)は、住本の挑発的な暴露によって下村愛子の信頼は得られなくなった。協力は得られなくなった と思い、涙を浮かべて住本を責めました。

 しかし、住本は読みはまったく違います。自分の悪をさらけ出されてしまえば、人は開き直るのだと、体裁を捨てて自分の欲望に従って行動するだろうと考えています。こういう女が心の闇をさらけだせばいくらでも大それたことができるはずだ、と。

 そういう気持ちの変化の最初の表れが下村愛子が住本の言い放った「出てけ」です。ここで何かが変わったことを住本は知ります。彼女が協力者になるのは時間の問題だと感じます。

 今回は尾野真千子の演技がよかったです。同情ややましさや悔しさや葛藤や難しい演技を要求される場面が多いのに見事に演じていました。ラストシーンの涙を振り切るシーンも印象的です。

 ストーリーはずぶずぶと深みにはまっていきます。暗い、あまりに暗いこのドラマはどこを目指しているのでしょうか。

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テーマ : ドラマ感想
ジャンル : テレビ・ラジオ

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情報処理系講師、フリーライター。減速生活者にしてB級遊民。

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