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『シンプル族の反乱-モノを買わない消費者の登場-』 三浦展

シンプル族の反乱
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 下流という流行語を作った三浦展氏。今度はシンプル族という若者像を提出しています。

 シンプル族の生活原理は3つ。

 1 物をあまり消費しない。ためない。
 2 手仕事を重んじる。
 3 基本的な生活を愛する。

 シンプル族が消費しないのはお金がないからではなく、消費生活に対するスタイルのせいです。そこが下流とは大きく違います。

 シンプル族の志向性は5つ。

 1 エコ志向
 2 ナチュラル志向
 3 レトロ志向・和志向
 4 オムニボア志向
 5 ソーシャル・キャピタル志向

 オムニボアとは雑食のことで文化的雑食、多くの文化を楽しむことだそうです。
 ソーシャル・キャピタルとは社会関係資本のことで、人間関係を重視することです。

 こうみると私はほとんど当てはまりません。どうやら私はシンプル族じゃなくて下流です。意欲のない貧乏に近いのかもしれません。

 そもそもシンプル族に当てはまる人ってどれほどいるのでしょう。著者はこういっています。

 私の調査経験からいって、団塊ジュニア以降の2割くらいがかなり純粋なシンプル族、4、5割が軽めのシンプル族であろう。


 多いですね。本当かよ、といいたくなりますが、個々の生活原理や志向性はそれなりの支持者がいそうですから、やはりそこそこはいるのかもしれません。 

 著者はマーケティング・アナリストなので企業向けにどんな製品を開発すべきかの提言もしています。シンプル族に人気のブランド、無印良品やユニクロになにかをプラスしたらどうか、と。本物感、大人っぽさ、楽しさ、明るさ、色気などなど。

 シンプル族のような人たちがどれほどいるかわかりませんが、私としては著者があげるそれぞれの志向性に面白さを感じました。バブル崩壊後にめばえてきた新しい価値観やライフスタイルのちょっとした紹介として軽く読むのがいいような気がします。シンプル族なんて言葉に囚われないのが吉です。


無印ニッポン―20世紀消費社会の終焉 (中公新書) 幸福王国ブータンの智恵 ソーシャル消費の時代 2015年のビジネス・パラダイム (講談社BIZ) 「買う気」の法則 広告崩壊時代のマーケティング戦略 (アスキー新書) 新・資本論 僕はお金の正体がわかった (宝島社新書)
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