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『脳を鍛えるには運動しかない!』 つづき

 運動がなぜ体にいいのかは言われなくてもなんとなくわかります。運動をすれば、心肺機能を高め、持久力を高め、筋力を高めるでしょう。

 ではなぜ精神に影響するのでしょうか。それは運動により脳内に精神に影響を与える物質が分泌されるからです。しかし、それはなんのためでしょうか。本書での進化論的な説明がなかなか気に入りました。

 獲物を追跡しているあいだ、わたしたちの祖先は忍耐強さ、楽観性、集中力、そして、やる気を保ちつづける必要があった。それらはすべてセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンの影響を受けるのだ。


 人類が発生してから600~700万年たっています。現生人類であるホモ・サピエンスとなってからは15~20万年といったところでしょうか。農耕を始めたのが1万年前ですから、人類はほとんどの期間を狩猟採集をして生きてきました。ですから、そういう生活に合わせた心と体を持っています。

 人間はそんなに速くは走れません。ゆっくりと獲物を追いかけます。腰に水筒と食物をぶら下げて、1日2日と休むことなくひたすら追い続け、獲物が弱ってくるとに猛然と駆け寄り、槍などの武器でしとめます。それはとても過酷な捕食行動ですが、それに耐えられるだけの精神力を生み出すメカニズムが人間には備わっています。

 ハインリヒは人類を「持久力のある捕食者」と呼んでいます。人間はゆっくりでも走り続けていると、「持久力のある捕食者」としてのスイッチが入り、脳内物質が放出され、精神力を高めることができるのです。素晴らしい。

 人間の特徴として知力ばかりが注目されますが、持久力ある捕食者としての本性も忘れてはいけないのですね。 


脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方
John J. Ratey

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