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『脳を鍛えるには運動しかない!』 レイティ,ヘイガーマン

脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方
John J. Ratey
4140813539


 運動がいかに脳によい影響を与えるかを研究しています。

 運動をすることによって、学習効果を高め、ストレスを軽減し、不安を鎮め、うつを改善し、集中力をアップし、依存症に落ち込むことを回避し、女性のホルモンバランスを改善し、老化をゆるやかにすることができます。

 本書には、そのメカニズムと様々な事例と実験が紹介されています。

 著者が推奨するのは、週に6日、有酸素運動を45分~1時間というもの。うち4日は中強度で長め、残りの2日は高強度で短め。高強度の運動には筋力トレーニングを含むといいらしい。中強度とは最大心拍数の65~75%、高強度とは最大心拍数の75~90%です。

 それで素晴らしい結果が得られるのですから、やらない手はないですね。なんて言えません。運動の習慣のない人にはきついでしょう。

 本書から面白いトピックを拾っておきましょう。

 生まれつき依存症になりやすい人がいます。そういう人は、遺伝子の変異があり、ドーパミン・レベルが低く、通常の生活からは喜びが得られにくいのです。

 薬物依存、アルコール依存、肥満にそのような遺伝子の変異のある人が多くいます。複数の依存症を併せ持つ人では80%がその遺伝子の保有者だとか。 

 このような人たちは報酬不全症候群を呼ばれています。彼らは普通の活動から報酬としての快感が得られないために、過度に快感を追求するのです。

 何もしてもつまらないなんて、なんとも不幸な遺伝子じゃないでしょうか。薬物、アルコール、過食にたより、見も心もボロボロになり、ときに生活も破綻させます。

 スカイダイビングのような危険なスポーツを好む人にも報酬不全症候群の人が多くいるのだとか。こちらの方は実益を兼ねることができるし、いい選択かもしれません。スキージャンプ、レーサー、登山家。他にもいろいろありそうです。

 もうひとつ、遺伝子がらみの話を。

 双生児の研究で運動好きがどのていど遺伝に影響されるのかを調べました。

 その結果、彼らが運動好きかどうかは、六二パーセントが遺伝に由来することがわかった。また、ほかの研究により、運動するときの感覚を楽しめるか、一度始めたらやり通せるか、運動をして気分が劇的によくなると感じるかどうかということにさえ、遺伝が影響することがわかっている。


 運動を始めても長続きしない人がいるのは仕方がないことかもしれません。著者は運動を始めれば運動好きな脳に変わる可能性があるといっていますが、程度問題ですね。

 (つづく)


脳の中の身体地図―ボディ・マップのおかげで、たいていのことがうまくいくわけ ブレイン・ルール [DVD付き] 最新脳科学で読み解く 脳のしくみ 脳のはたらきのすべてがわかる本 老後も進化する脳
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テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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