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『知的会話入門 教養がにじみ出る聞き方、話し方』 樋口裕一

知的会話入門 教養がにじみ出る聞き方、話し方 (朝日新書)
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 教養を背景とした知的会話ができるようになるにはどうすればよいか、について書いています。

 パート1では知的会話の10の鉄則とメールの書き方。

 おそらくメインテーマは知的会話の10の鉄則でしょう。この部分だけ読めば十分です。

 知的会話・10の鉄則

 1 自分から話さずに、相手の話を頷きながら最後まで聞く
 2 話を聞いたら、相手の意見を要約、補強してあげる
 3 知ったかぶりをせず、わからないことは聞く
 4 業界用語、専門用語は使わない
 5 まずは反論ではなく質問を
 6 一人一回三十秒…知っていることを全部話さない
 7 数字などを交えて、できるだけ具体的に話す
 8 「受け売りの話」には自分の意見も付け加える
 9 会話にはユーモアを。ただしオヤジギャグにはご用心
 10 最後は「黙っている」ほうが賢く見えると知っておく


 でしゃばらず、相手に気持ちよく話をさせることが基本にあるようです。タイトルに比していささか肩透かしの感がありますが、自分はときにしゃべりすぎるので自戒の意味でよきアドバイスと考えたいと思います。

 メールの書き方は本書のテーマとはあまり関係なく、ふつうのメールお作法をまとめただけです。

 パート2では、教養の身につけ方を語ります。でもなぜか芸術系と思想の人文系が中心。現代的教養として新聞、雑誌、テレビ、映画を扱っていますが、ほんのわずか。実際の会話ではこの手の話題が多いはずなのに扱いが小さすぎます。著者の考える教養は、ずいぶんと偏りがあるようです。

 理系はまったくの無視なのは残念です。理系の話題は価値観による対立が少ないし(専門家なら別かもしれませんが)、相手が詳しい人だと得るものが大きいので、理系の話題はけっこうお勧めです。年を取ると健康に関する話題なんてけっこうみんなが興味を持っていますしね。

 著者はクラシックがお好きなようですが、この手のテーマは相手が興味がなければ退屈なだけです。趣味としてならいいのですが、会話のネタにはいかがなものでしょう。音楽や絵画は相手もそれを見たり聞いたりしたことがないと、ほとんど伝わりません。

 私はかなりの量の音楽を聴きますし、浮世絵はけっこう見ましたが、人との会話ではほとんど話題にしません。

 自分だけが興味のあるテーマを選ぶのはよろしくないですね。会話はテーマを選ぶのが重要で、その探りの入れ方を指導してくれたほうがよかったかもしれません。


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超久々の更新にビックリ!いかがお過ごしだったのでしょう?もうブログ止められたのかなと諦めていました。今後とも読ませて頂きます。
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