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『「地球温暖化」論に騙されるな!』 つづき

 地球温暖化の二酸化炭素犯人説には疑いがある。ということは、その仮説にのっとっている京都議定書やCO2削減政策は拙速の可能性があるということですが、そのことはさておき、もっと注目すべきなのは、地球温暖化論そのもののあやしさです。

 確かに近年地球温暖化の傾向が見られたのは事実です。温暖化論支持者がいうほどの上昇ではないにしても、100年間、温暖化の時期が続いたことは否定しません。しかし、もっと大きなスケールで、数百年、数千年、数万年という時間的にも地球全体、太陽系といった規模的にも大きなスケールでの研究はそれとは違った結論に傾いています。

 地球は昔から温暖化、寒冷化を繰り返してきています。この100年の温暖かもそのサイクルの一環にすぎません。しかし、温暖化はすでに終わっていて、どうやらこれから地球は寒冷化の時代に突入するのではないかという予想がされています。

 5つの気候変動の要素のうち1~4までが地球寒冷化へ影響を与える状況にあると丸山氏はいいます。(5は温暖化ガス


 1.太陽の活動度

 黒点の観測から太陽の活動度が弱まっていることが確認されています。黒点は太陽活動が高まると増えますが、その黒点がこのところ観測されていません。過去に例がないほどの最低レベルです。寒冷化が予想されます。

 2.地球磁場と宇宙線

 地球の磁場が弱まっていることも確認されています。磁場が弱まれば宇宙線が地球の多く達するようになり、それを元にして雲が増え、太陽エネルギーを反射して、地球は温まりにくくなります。つまり寒冷化です。

 3.火山の噴火

 これは予測されているのではなく、もしあれば、ということです。

 4.地球の軌道
  
 地球の軌道についての理論であるミランコヴィッチ・サイクル(他の惑星の影響で地球の軌道が変化して、地球は温暖化と寒冷化を繰り返すという理論)によれば、今後南半球がより多く温められる時期に入ります。南半球は北半球に比較して陸地が少なく、地球全体としては温まりにくくなります。つまり寒冷化に進みます。

 ということで、太陽系および地球の状況から考えて、地球は寒冷化に進むと推測できるのです。

 寒冷化は深刻な問題です。0度以下では体内に水分を持っている生物は生きられません。体温を維持する仕組みがあれば大丈夫ですが、そういう生物の数は限られます。丸山氏によればロンドンとニューヨークを結ぶ線よりの北では農業はできなくなるといいます。つまり食料の大幅な減産です。

 丸山氏は5~10年後あたりでこれから向かうのは温暖化か寒冷化がはっきりわかってくるだろうといっています。どちらの仮説が正しいかの決着を自然がつけてくれるだろうという意味です。さて、どうなるのか。大いに注目したいと思います。


 もし寒冷化説が正しければ、食糧不足は深刻な問題になるでしょう。

 本書の最後で丸山氏は化石燃料から新エネルギーへの転換はすべきだと主張しています。化石燃料はいずれ枯渇するので、二酸化炭素犯人説が正しかろうがなかろうが、代替エネルギーへの転換は必要です。そういう意味でならCO2削減という方向は正しいのです。

 この本はとても重要な著作だと思います。温暖化問題の賛否いずれの意見にも耳を傾けて、政治の議論にも関心を持ち、多くの人が日本の行く末を決める意思決定にかかわる必要があります。そのためにも地球温暖化についての本を複数読むことをお勧めしたいと思います。

「地球温暖化」論に騙されるな!

「地球温暖化」論に騙されるな!
科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている  (宝島社新書) 地球温暖化対策が日本を滅ぼす 正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために 地球温暖化論のウソとワナ 生命と地球の歴史 (岩波新書)
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