『2010年 資本主義大爆裂!』 ラビ・バトラ
2010年資本主義大爆裂!―緊急!近未来10の予測
Ravi Batra Pema Gyalpo ペマ ギャルポ

ラビ・バトラの2008年2月発売です。今のところもっとも新しい著作です。彼の新しい予測と考え方、とりわけプラウト主義経済についての説明が書かれているので、一冊だけを読むなら本書をお勧めします。
本書でバトラは10の予測をしています。
バトラは原油バブルと住宅バブルの二つを指して「この二つのバブルの崩壊が共振し、または衝突するときが、アメリカ経済が最後の破綻へのプロローグを迎えるとき」と書いています。すでに二つのバブルが崩壊しましたっから、アメリカは最後の段階に入ってきたということになります。
大統領選では、民主党オバマ候補が勝利しました。
リーマンブラザーズ破綻。ビッグ3は事実上の破綻で政府の援助を受けます。全米2位の家電量販店サーキット・シティ、新聞大手トリビューンも破綻のニュースが入ってきました。そのほか、金融関係を中心に合併や身売りの話は多数あります。おそらく来年もこの手のニュースが続くことは間違いありません。
日本の景気は今年に入って大いに減退、そして後半になり急激に悪化。
どうやら予測の1〜5は当たっています。恐るべしラビ・バトラ。
バトラの予測は経済の知識と瞑想とを組み合わせているそうで、ややオカルト的な説明がついています。そのせいでとんだ眉唾だと捉える人が多いでしょうが、さすがにこれだけ当てられると、デタラメ、偶然とは思えなくなります。
残りも当たるのでしょうか。しかも予測6からはとんでもない衝撃的な予測ばかりです。
バトラは中東(イスラム世界)に関しては、知識人(聖職者)の時代から富裕者の時代へと移り変わるといいます。そして、富裕者はテロの背後にいるのだ、と。
確かにテロが予測できれば、というか自分たちで操作すれば、高値での株の売り抜けと、空売りでのダブルで儲けることができます。でも、そんなことが…。
そしてアメリカが恐れるのがイランの核ミサイルの保有です。さらにテロ組織に核がわたっていく可能性もあります。
本書では書かれていませんが、アメリカが北朝鮮と適当な手打ちを行おうとしているのは、北朝鮮の核保有を実質的に認める代わりに北朝鮮からの核の拡散は防ぐという意図があるといわれています。
経済的に弱っていくアメリカに対してイスラム世界の反抗が高まることは大いに予測できることです。
(つづく)
Ravi Batra Pema Gyalpo ペマ ギャルポ

ラビ・バトラの2008年2月発売です。今のところもっとも新しい著作です。彼の新しい予測と考え方、とりわけプラウト主義経済についての説明が書かれているので、一冊だけを読むなら本書をお勧めします。
本書でバトラは10の予測をしています。
予測1 原油価格は100ドルを超えて高騰し続ける
予測2 「サブプライム住宅ローン危機」は再三爆発する
予測3 2008年、米大統領選挙は民主党の勝利
予測4 アメリカの大企業の破綻が続発する
予測5 日本の好況は2008年半ばか末まで
予測6 2009年に、イランが新たな中東の火種となる
予測7 アメリカの資本主義は数年内に終焉する
予測8 2009年後半から2010年前半に世界的な重大危機
予測9 中国にも2010年に危機到来
予測10 日本で新たな経済システムの胎動が起こる
バトラは原油バブルと住宅バブルの二つを指して「この二つのバブルの崩壊が共振し、または衝突するときが、アメリカ経済が最後の破綻へのプロローグを迎えるとき」と書いています。すでに二つのバブルが崩壊しましたっから、アメリカは最後の段階に入ってきたということになります。
大統領選では、民主党オバマ候補が勝利しました。
リーマンブラザーズ破綻。ビッグ3は事実上の破綻で政府の援助を受けます。全米2位の家電量販店サーキット・シティ、新聞大手トリビューンも破綻のニュースが入ってきました。そのほか、金融関係を中心に合併や身売りの話は多数あります。おそらく来年もこの手のニュースが続くことは間違いありません。
日本の景気は今年に入って大いに減退、そして後半になり急激に悪化。
どうやら予測の1〜5は当たっています。恐るべしラビ・バトラ。
バトラの予測は経済の知識と瞑想とを組み合わせているそうで、ややオカルト的な説明がついています。そのせいでとんだ眉唾だと捉える人が多いでしょうが、さすがにこれだけ当てられると、デタラメ、偶然とは思えなくなります。
残りも当たるのでしょうか。しかも予測6からはとんでもない衝撃的な予測ばかりです。
バトラは中東(イスラム世界)に関しては、知識人(聖職者)の時代から富裕者の時代へと移り変わるといいます。そして、富裕者はテロの背後にいるのだ、と。
(富裕者は)後ろで糸を引いて、自爆テロを「ジハド」だと賞賛し、奨励しているだけだ。そして、テロの寸前に、テロによって高騰したり下落する株を売り買いして、莫大な利益を上げている。
確かにテロが予測できれば、というか自分たちで操作すれば、高値での株の売り抜けと、空売りでのダブルで儲けることができます。でも、そんなことが…。
そしてアメリカが恐れるのがイランの核ミサイルの保有です。さらにテロ組織に核がわたっていく可能性もあります。
本書では書かれていませんが、アメリカが北朝鮮と適当な手打ちを行おうとしているのは、北朝鮮の核保有を実質的に認める代わりに北朝鮮からの核の拡散は防ぐという意図があるといわれています。
経済的に弱っていくアメリカに対してイスラム世界の反抗が高まることは大いに予測できることです。
(つづく)

