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住みやすさ世界一のアイスランドはバブル国家だった

 2007年に国連開発計画(UNDP)が発表した人間開発指数では、アイスランドが世界で一番住みやすい国とされていました。それがいまや国家破綻の危機にあります。

住むのに最も望ましい国はアイスランド=国連統計

 人間開発指数の測定は、次の4つの情報から計算するようです。成人識字率(15歳以上)、総就学率、一人当たりのGDP、平均寿命です

 ところが今回の世界金融不安でアイスランドは大打撃を受けました。首都のレイキャビックの様子をNHKの『世界ふれあい街歩き』という番組で見て、いい街だなと思っていたので、アイスランドの危機がテレビで紹介されたときは「あの穏やかなレイキャビックが?」と非常に驚きました。

国民は突然知った!GDP10倍の借金 アイスランド崩壊の危機

日本円に換算するとアイスランドの名目GDPは約2兆円(昨年推定)、今年の国家予算は約2800億円。これは、47都道府県で最下位の鳥取県の予算と県内総生産をもやや下回る。大手3行の借金は20兆円にものぼり、通貨クローナの暴落で実質的な返済額は倍に膨れ上がったとみらる。

今後の経済予測も深刻だ。経済規模は最大10%縮小し、1%台だった失業率は金融、建設などを中心に8%に、インフレ率は20%に達する-。


 財政は破綻し、国家の崩壊もありえない話ではなくなっています。おまけに円建ての外債500億円が債務不履ですよ。金返せ。

 しかし、この記事を読んで驚きました。これはアメリカのとばっちりというよりも、自ら選んだ金融立国→バブルの結果としてのバブル崩壊だったのです。

 「基幹産業といえば漁業しかなく、欧州の最貧国」であったアイスランドは金融立国をめざし、バブルをふくらませ、世界で一番住みやすい国などと称され、そして8年間で崩壊しました。

 人間開発指数には一人当たりのGDPが含まれていますが、バブルの絶頂にある国のGDPなど破裂寸前の風船のようなものです。その時点では確かに住みやすかったのかもしれませんが、リスクをどう織り込むのかってのは重要な問題でしょう。

 そう考えるとリスクを計算しないこのようなランキングなどあまり意味がないような気がします。もちろん、リスクの計算などできるものではないのかもしれませんが…。

 アメリカ型の金融資本主義の崩壊は現実になりつつあります。ラビ・バトラの予言(予測)は当たっていますよね。

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小林 理子

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テーマ : 外国の経済
ジャンル : 政治・経済

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次はどんな世の中か

ラビ・バトラ氏の本は、昔読んでだ時、いずれ資本主義は崩壊するかもと当時思いましたが、しかしながら、現在に変わる新しい経済構造があるとも思えないです。結局、資本主義に変わるものはないような気がします。なぜなら大昔から、形を変えながら資本主義はずっと続いてますから。
ただ、アメリカ型の資本主義は、崩壊するんでしょうが、果たして、日本は、アメリカの崩壊と一緒のような気がします。
アイスランドは財政破綻しましたが、果たして日本も将来的にはどうなるか検討もつきません。まあ日本は、ジリ貧だと思いますが。
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情報処理系講師、フリーライター。減速生活者にしてB級遊民。

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