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『20代若者の消費異変 調査研究報告書 2008年1月』 日本経済新聞産業地域研究所

20代若者の消費異変―調査研究報告書 2008年1月
20代若者の消費異変―調査研究報告書 2008年1月

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 かつて若者は消費と流行の主役でした。しかし、今や若者はお金を使わずに貯蓄にいそしみ、流行を追おうともしません。

 この本は主として日経産業地域研究所が2007年6-7月に実施した「若者意識調査」の結果の分析です。

 この報告書によると、今の若者は自動車を欲しがりません。欲しいと答えた人が7年前の調査に比べて半分になっています。自動車だけではありません。調査した「持っていないが欲しいもの」すべてが減少しています。

 減少率の大きいものベスト5は、デジタルカメラ、パソコン、ファックス、乗用車、オートバイ・スクーターでした。ファックスはもはや誰もが欲しくないでしょうから、さらにひとつ追加するとスノーボードになります。

 報告書は「成長を知らない子供たち」と若者を評しています。モノ離れは日本経済の低迷の影響だというのです。今の若者は景気のいい日本の知らないで育ったからだ、と。

 20代の男性は酒を飲まない人が増えています。その代わり甘党が増えています。男女の性差が縮小していると報告者は分析しています。

 その一方で増えているのは貯蓄志向です。なんと貯金箱が人気だそうです。堅実ですが、将来に対する不安が大きいのでしょうね。

 高齢社会で若者にかかる負担が増えると盛んに言われていますし、年金があまりもらえないとも言われています。当然の反応でしょう。

 若者は休日も家にいることが多いようです。友人の数も減少しています。00年の調査では平均8.1人、2007年には平均6.3人になりました。しかし、収入が少ない人は友だちが減少していますが、収入の多い人は友だちが増えています。お金がないので人付き合いが減るのでしょう。人と会えばお金を使いますから。

 当然ですが、自分が下流であると意識する若者は増えています。これは意識の問題というよりワーキングプア問題。若者の貧困化の問題ですね。

 将来、結婚したい人も増えています。「下流は結婚できない」と脅す識者が多いからではないかと報告書は書いています。女性の結婚したい理由に「経済的安定が得たいから」というのが目立ちます。女性が独りで生きるのはさらに厳しいということでしょう。

 (つづく)

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テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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