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龍馬伝 第26話視聴率 17.9% 薄っぺらい高橋克実の西郷に失望 #ryomaden

 龍馬伝第26話「西郷吉之助」の視聴率は17.9%でした。前回に比べてマイナス2.4%と大幅な下落。第12回の最低視聴率に迫る危機が到来しました。

 数字とは別に私もかなりがっかりしています。がっかりの理由は二つ。高橋克実が演じる西郷吉之助への失望。そしてストーリー展開の遅さへの不満です。

 幕末モノにおいては西郷の人間の大きさをどう演じるかが大きなポイントになります。史実として、龍馬は西郷にあった時の印象を勝に語っています。「分からぬ奴で、少し叩けば少し響き、大きく叩けば大きく響く、馬鹿なら大馬鹿、利口なら大利口だろう」。西郷はあまり切れ者という印象を与えない人物で、寡黙でバカにも見えたともいいます。

 今回の高橋克実演じる西郷はこのイメージとはかなり違います。西郷はやたらとしゃべり、やたらと笑顔を見せていました。脚本家はどういうつもりなのでしょうか。新しい西郷像を描きたいのかもしれませんが、まったくの裏目に出ています。高橋克実の重さのない演技にもがっかりです。

 武田鉄矢演じる勝海舟のときにも最初は不満で次第に慣れていきました。ですから、次回以降に期待したいとは思うのですが、あのような人物像でははたして馴染めるかどうか心配です。

 もう一つの不満点は、ストーリー展開の遅さです。武市半平太近辺の話の進み方の遅さ。龍馬近辺の話の遅さ。激動の時代であるのに、なんでこんな暇話を続けるのでしょうか。武市や龍馬のまわりにこれといった話がないのなら、幕府や長州に時間を使えばいいのに。一橋慶喜も登場していましたが、まだまだ露出が足りないですね。もっと時間を使ってもいいでしょう。

 今回は不満ばかりが残る回となってしまいました。次回はぜひ時代の激しさを描いてくれることを期待しています。


 視聴率の推移

 第1回 23.2% 前回との差
 第2回 21.0% -2.2 最低視聴率更新↓
 第3回 22.6% +1.6
 第4回 23.4% +0.8 最高視聴率更新↑
 第5回 24.4% +1.0 最高視聴率更新↑
 第6回 21.2% -3.2
 第7回 20.2% -1.0 最低視聴率更新↓
 第8回 22.3% +2.1
 第9回 21.0% -1.3
 第10回 20.4% -0.6
 第11回 21.4% +1.0
 第12回 17.7% -3.7 最低視聴率更新↓
 第13回 18.8% +1.1
 第14回 18.5% -0.3
 第15回 18.4% -0.1
 第16回 21.9% +3.5
 第17回 21.8% -0.1
 第18回 18.4% -3.4
 第19回 19.0% +0.6
 第20回 20.4% +1.4
 第21回 20.0% -0.4
 第22回 19.5% -0.5
 第23回 19.2% -0.3
 第24回 20.1% +0.9
 第25回 20.3% +0.2
 第26回 17.9% -2.4

裏番組との比較
17.9% 20:00-20:45 NHK 龍馬伝
13.5% 19:58-20:54 NTV 世界の果てまでイッテQ!
13.1% 19:00-21:48 TBS 池上彰が日本の危機を緊急ニュース解説!号外!池上タイムズ
15.8% 19:00-20:54 CX* 逃走中2010・日本昔話
*8.3% 19:00-20:54 EX__ 大改造!!劇的ビフォーアフター史上最高!!3300万円江戸創業の呉服店リフォームSP
*4.4% 19:54-21:48 TX__ 日曜ビッグバラエティグルメミステリー芸能人Xの食卓
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テーマ : 龍馬伝
ジャンル : テレビ・ラジオ

『論文の教室 レポートから卒論まで』文系論文の初心者、指導者に #dokusyo

論文の教室―レポートから卒論まで (NHKブックス)
戸田山 和久
4140019549


 戸田山和久著

 論文とはどういう文章か。論文はどう構成すればいいのか。書けばいいのか。などを丁寧に解説しています。一冊で必要なことのほとんどをフォローしている感じです。

 「動物に権利を認めるべきか」という架空論文を題材に話を進めているので、話が具体的でわかりやすく、著者の語り口も軽妙で親しみやすいものです。不必要に軽妙なので逆に抵抗を感じる人もいるかも…。

 とりえあず新書を一冊読んでみろと著者はいいます。それからテーマをある程度絞り込み、図書館のデータベースで次の本を探せと、アドバイスが具体的で実践的。

 著者が特に重視しているのはアウトラインの作成です。アウトラインが論文を支え、必要なこと、足りないことを教えてくれます。自分自身が長い文章を書いた経験からみてもアウトラインの重視は大いに賛成できます。

 論証の方法についてページを割いているのも本書の特徴かもしれません。演繹、帰納、アブダクション、アナロジーなど代表的な論証を解説しています。ただし、統計などに言及はなく、データに基づいた議論については考慮していなのはマイナスでしょう。

 例題からしてそうですが、文系の哲学的議論に話が偏っているのが気になるところです。そのあたりの不足については、理系の論文の書き方でも読むしかありません。

 とかく固く読みにくのが論文の書き方について書いた本です。本書は読みやすく、内容がよくまとまっていて、これから論文を書こうとする人、論文を書く人を指導する人、どちらにも役立ちそうです。

レポート・論文の書き方入門 レポートの組み立て方 (ちくま学芸文庫) 新版 大学生のためのレポート・論文術  (講談社現代新書) 論文の書き方マニュアル―ステップ式リサーチ戦略のすすめ (有斐閣アルマ) ぎりぎり合格への論文マニュアル (平凡社新書)
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

龍馬伝 第25話視聴率 20.3% 武市半平太はいい加減覚悟を決めろ

 龍馬伝第25話「寺田屋の母」の視聴率は20.3%でした。前回に比べてプラス0.2%と続伸しました。

 (前回の数字を20.9%と書いてしまいました(タイトルと冒頭の1行で)。20.1%の誤りでした。記事は訂正いたしました。)

 長州敗退で勢いづく幕府。一橋慶喜が出演機会を増やしてくるでしょう。これは面白かもしれません。十五代将軍徳川慶喜は名君として描かれることもあれば、奇矯なる人物として描かれることもあります。本作では後者の扱いらしいが、どこで意外な面を見せるか分かりません。深みのある人物造形を期待したところです。

 一方、お龍に親切を尽くす龍馬。お龍の心には恋心が芽生える。「うみー」でちょこっと笑ったお龍がちょっと可愛いと思ったのは不覚。こんな演出に騙されません。

 海軍操練所が解散して龍馬は希望を打ち砕かれます。この後の薩摩藩との結びつきが大きな転換を呼ぶわけですが、とりあえずは小松帯刀と西郷吉之助(隆盛)がどんなふうに描かれるかが楽しみ。

 ちなみに西郷どんは隆盛という名前ではありません。後の事務上の誤りで隆盛になってしまいましたが、これは本来父親の名前です。歴史上のこの時点で隆盛と呼んだら、完全な考証ミスです。通称は吉之助。薩摩では「せごどん」と呼ばれていたとか。

 それにしても、と思うのは武市半平太です。もう自分から吉田東洋暗殺の首謀者であることを告白し、自害すればいいではないか。岡田以蔵に毒まんじゅうを食わせて、「楽にしてやりたい」とは何事ですか。

 おのれの誠を信じているのかもしれませんが、事ここに至れば、もはや覚悟を決めるほかありません。それが武士というものです。とか、古い価値観を持ち出してみますが、これはある意味結果論です。どうせああなるのだと結果を知っているからこそ確信を持って言えるので、まあ歴史を見る目はどうしても結果論的になりますね。


 視聴率の推移

 第1回 23.2% 前回との差
 第2回 21.0% -2.2 最低視聴率更新↓
 第3回 22.6% +1.6
 第4回 23.4% +0.8 最高視聴率更新↑
 第5回 24.4% +1.0 最高視聴率更新↑
 第6回 21.2% -3.2
 第7回 20.2% -1.0 最低視聴率更新↓
 第8回 22.3% +2.1
 第9回 21.0% -1.3
 第10回 20.4% -0.6
 第11回 21.4% +1.0
 第12回 17.7% -3.7 最低視聴率更新↓
 第13回 18.8% +1.1
 第14回 18.5% -0.3
 第15回 18.4% -0.1
 第16回 21.9% +3.5
 第17回 21.8% -0.1
 第18回 18.4% -3.4
 第19回 19.0% +0.6
 第20回 20.4% +1.4
 第21回 20.0% -0.4
 第22回 19.5% -0.5
 第23回 19.2% -0.3
 第24回 20.1% +0.9
 第25回 20.3% +0.2

裏番組との比較
20.3% 20:00-20:45 NHK 龍馬伝
*8.7% 20:10-22:39 NTV 2010FIFAワールドカップグループF/スロバキア×パラグアイ
*8.7% 19:57-20:54 TBS オレたち!クイズMAN
13.8% 19:00-20:54 CX* 爆笑レッドカーペット満点!整いましたSP
11.3% 19:00-20:54 EX__ お願い!ランキングGOLDEN
*5.8% 19:54-21:48 TX__ 日曜ビッグバラエティ・世界なんでも大図鑑

テーマ : テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ

龍馬伝 第24話視聴率 20.1% 奥貫薫は同情をひかない薄幸女優

 龍馬伝第24話「愛の蛍」の視聴率は20.1%でした。前回に比べてプラス0.9%と意外な反発で数字を戻しました。

 まさかのオープニング。池田屋の戦闘シーンがここに来るとは。やっぱり撮影しますよね。準備に金と時間をかけているのですから。しかし、短い。沖田喀血。永倉と近藤のふんばり。土方の到着。と、本来なら見せどころ満載の池田屋事件なのに、あっという間に終りました。本筋じゃないので仕方ないのでしょうが。

 本編も地味でした。奥貫薫という地味な薄幸女優の耐える演技。奥貫は木村多江と並んで不幸感が自然に出せる女優ですが、木村に比べるとなぜか同情を引かないような気がします。木村には弱さを感じるけど、奥貫には強さを感じるからでしょうか。

 今回は正直、感想を書くモチベーションが湧きませんでした。お龍(真木よう子)、武市の細君の冨(奥貫薫)とテンションの下がる女優がメインで出ていて、最後にお登勢(草刈民代)とダメ押しがきて、一体何を言え、と。

 しかし、1984年は大動乱の年ですから、日曜日の展開に大いに期待して待つことにしましょう。


 視聴率の推移

 第1回 23.2% 前回との差
 第2回 21.0% -2.2 最低視聴率更新↓
 第3回 22.6% +1.6
 第4回 23.4% +0.8 最高視聴率更新↑
 第5回 24.4% +1.0 最高視聴率更新↑
 第6回 21.2% -3.2
 第7回 20.2% -1.0 最低視聴率更新↓
 第8回 22.3% +2.1
 第9回 21.0% -1.3
 第10回 20.4% -0.6
 第11回 21.4% +1.0
 第12回 17.7% -3.7 最低視聴率更新↓
 第13回 18.8% +1.1
 第14回 18.5% -0.3
 第15回 18.4% -0.1
 第16回 21.9% +3.5
 第17回 21.8% -0.1
 第18回 18.4% -3.4
 第19回 19.0% +0.6
 第20回 20.4% +1.4
 第21回 20.0% -0.4
 第22回 19.5% -0.5
 第23回 19.2% -0.3
 第24回 20.1% +0.9

裏番組との比較
20.1% 20:00-20:45 NHK 龍馬伝
19.4% 19:58-20:54 NTV 世界の果てまでイッテQ!
*9.6% 19:57-20:54 TBS オレたち!クイズMAN
*8.5% 19:58-20:54 CX* 爆笑レッドカーペット
*7.3% 19:00-20:10 EX__ 2010FIFAワールドカップデイリーハイライト
10.9% 20:10-22:54 EX__ 2010FIFAワールドカップ アルジェリア×スロベニア
*5.7% 19:54-21:48 TX__ 日曜ビッグバラエティ・やり直し人生列伝

テーマ : 龍馬伝
ジャンル : テレビ・ラジオ

『学力低下は錯覚である』 教育問題を語るための必読書

学力低下は錯覚である
神永 正博
4627975112


 神永正博著

 学力低下問題、理系離れ、教育のこれからについてデータに基づいたしっかりした議論をしています。とにかく納得することしきり。なるほど、なるほどと目からウロコが落ちること請け合いです。

 しかし、利用しているのはすでにあるデータがほとんどですので、仮説の証明のためにさらに深い調査をしたりはしていません。そこまでは期待しませんように。

 本書で明らかになったことは、いろいろありますが、ネタばれするとつまらないので、とりあえず読んでみてくださいといっておきます。

 門外漢の学者や評論家の随筆みたいな放言を何冊読んでもなんのタシにもなりません。きちんと考えるとはどういうことかの良い見本として、また教育問題の現状を理解するために、本書を必読書としてお勧めします。


調査報告「学力低下」の実態 (岩波ブックレット) 学力低下論争 (ちくま新書) 不透明な時代を見抜く「統計思考力」 未来思考 10年先を読む「統計力」 誰がバカをつくるのか?―「学力低下」の真相を探る
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

『議論のウソ』 ゆとり教育を語る著者のゆるい議論を見よ

議論のウソ (講談社現代新書)
小笠原 喜康
4061498061


小笠原喜康著

 世の中に見られる議論のウソを論理的に批判して見せ、論理的思考を啓蒙する一冊。

 前半はいいのですが、後半から怪しくなってきます。

 「ゆとり教育批判」を批判している中で、全国地理学会の全国調査に対して、こう述べています。「地理教育の必要性をアピールしたいという意図が明白である。」(P.180)。論拠は述べていません。文脈からすればただの憶測にしかすぎません。

 また、「ゆとり教育批判」を批判しているのもかかわらず、批判の対象はセンセーショナルな見出しの新聞記事の批判とOECD国際的学力テストを論拠とするゆとり教育批判ばかりです。大学生の学力問題などの重要な論点に触れないのは意図的なのでしょうか。私も大学生の学力問題はゆとり教育とは別の原因があることは知っていますが、論じ方を論じている本書でスルーするのは大きな減点です。

 本書の最後でなぜか著者はゆとり教育の検討をはじめます。ゆとり教育が必要となる社会の変化として「ポスト産業資本主義」をあげていますが、この論拠が弱いのです。岩井克人の『会社はこれからどうなるのか』の内容を軽く紹介しているだけで、その紹介には納得できる証明は含まれていません。これでは本人がダメな議論の例としてあげた「権威に訴える虚偽」そのものです。

こうした時代の変化を背景に、かつての「臨教審」はおこなわれた。したがって、そこでの教育改革の方向性は、こうした産業の変化に対応したものであったはずである。それが、「個性重視」だった。



 こういわれても、そうなのかなあ?と疑問に思うばかりです。臨教審のメンバーがそういう社会観を共有していたのか、ポスト産業資本主義では、とくていの人材が必要で、その育成がゆとり教育でできるのだと臨教審は考えていたのか、いろいろ疑問は湧いてきます。

 きちんとした論証をしない議論をダメな議論と呼び、論じ方を論じた本なのですから、ここでは正しい議論の見本を見せて欲しいところです。

「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) だまされない〈議論力〉 (講談社現代新書) ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書) 統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか? (光文社新書) 学者のウソ [ソフトバンク新書]
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

『正論なのに説得力のない人ムチャクチャでも絶対に議論に勝つ人』 その2

 「詭弁の鉄則」で著者が特に重要としているのは、「言い切れないことを言い切ってはならない」。十分な根拠がないなら、断定しないことがとても重要です。しかしながら、そこそこ根拠があると断定したくなるのが人情です。生活の中ではそんな断定もとがめられることは少ないでしょうが、相手の反論が予想される議論も場ではやめておいた方がよさそうです。

 本文の多くは詭弁の紹介に費やされていますが、あまりに数が多いので、そこは省略して、最後の「詭弁の真髄」を紹介しておきましょう。

詭弁の真髄―どんなタイプの詭弁を使うにせよ、あなたの述べていることが最も大事なことである、と相手に思わせよ (思わせるように説明せよ)
 そう思わせることができれば、大成功です!


 いますよね。「大事なことは…」と言う人。私なら「他にも大事なことはあるし、それが一番大事だとは言えない」と反論しますけど。

 本書は、日常での議論がいかに詭弁に満ちていて、それをどう見ぬくか、逆にどううまく利用するかに付いて述べたものです。

 いささか不謹慎との印象を与えかねませんが、これはある意味、言語生活のリテラシーかもしれません。

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『正論なのに説得力のない人ムチャクチャでも絶対に議論に勝つ人』 その1

正論なのに説得力のない人ムチャクチャなのに絶対に議論に勝つ人 正々堂々の詭弁術
4534038127


 小野田博一著


 副題は「正々堂々の詭弁術」。こちらの方が内容をよく伝えています。


 詭弁とは、次のものです

支え方が正しくないアーギュメント(argument)で、
(1)ある程度説得力のあるもの、あるいは
(2)説得しようとする意志が感じられるもの


 支え方とは、議論(アーギュメント)において前提が結論を支えている、その支え方です。
 つまり、正しくないけれど、説得しようとしているし、説得力の感じられる議論が詭弁です。

 説得力があるのは、論理にキズがあるときだと著者はいいます。そのキズは論拠と結論にギャップがあるときに生まれます。このギャップが大きいのに、うまい理屈でなるほどと思わせられる議論が詭弁です。逆にギャップがないのなら、それは正しい論理であり、聞いた人は当たり前と感じてしまって説得力を感じません。

 著者は『説得力ある発言・記述はすべて詭弁!!』と断定しています。説得力があるのは論理にキズがあるからであり、正しい論理に説得力はないのですから、これは論理的必然です。

 ただ、説得力は人によって感じ方が違います。すぐに間違いがバレてしまうようでは説得力は感じません。ですから、次のようにも書いてます。

「あなたの判断では」支え方が正しくなく、かつ「あなたにとって」ある程度説得力があるアーギュメントが、あなたにとっての詭弁。


 実生活の議論では、「白」も「黒」もない、と著者は言います。例としてあげられているのは、価値判断を含んだものですから、ある意味当然でしょう。価値観は人それぞれなので、絶対に正しいとか間違っているとはなりにくいものです。

 では、事実に関する議論ではどうでしょうか。著者は書いていませんが、おそらくこの場合も白黒はつきにくいでしょう。科学的ですら厳密に手順を踏んで論証するのは大変です。ましてや実生活での議論は論証とはほど遠いレベルのものです。はっきりと白黒つくものではないでしょう。


詭弁論理学 (中公新書 (448)) 論より詭弁 反論理的思考のすすめ (光文社新書) 論理的な作文・小論文を書く方法―ナルホドと読み手を納得させる 反論の技術―その意義と訓練方法 (オピニオン叢書) 論理的に考える方法―本質への筋道が読める (光文社知恵の森文庫)
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

龍馬伝 第23話視聴率 19.2% 残念すぎる池田屋の戦闘シーン

 龍馬伝第23話「池田屋に走れ」の視聴率は19.2%でした。前回に比べてマイナス0.3%と3週続けて落ちています。

 龍馬の演説はよかったですね。200人のメンバーの誰かが欠ければ、穴埋めするように働くだろうけど、そういうツッコミはさておいて、龍馬の演説には涙がでました。その理屈にではなく、一人ひとりを大事にするその思いに感動するからです。

 龍馬という人はきっとああいうふうに心を打つ演説で人を引きつけたのかもしれません。

 期待した池田屋の殺陣シーンが一切描かれませんでした。新選組が池田屋に踏み込んだ時の「音」と殺戮が終わった後の惨状の描写のみで終わっていました。いかに新選組のが強かったかといことなのですが。その後の新選組の引き上げシーンに魅力があっただけに、本当に残念です。先頭を歩く近藤勇(原田泰造)の顔だけマンガチックであるのはなんかおかしかった。

 お龍の魅力がまだ感じられません。このままなのでしょうか?


 視聴率の推移

 第1回 23.2% 前回との差
 第2回 21.0% -2.2 最低視聴率更新↓
 第3回 22.6% +1.6
 第4回 23.4% +0.8 最高視聴率更新↑
 第5回 24.4% +1.0 最高視聴率更新↑
 第6回 21.2% -3.2
 第7回 20.2% -1.0 最低視聴率更新↓
 第8回 22.3% +2.1
 第9回 21.0% -1.3
 第10回 20.4% -0.6
 第11回 21.4% +1.0
 第12回 17.7% -3.7 最低視聴率更新↓
 第13回 18.8% +1.1
 第14回 18.5% -0.3
 第15回 18.4% -0.1
 第16回 21.9% +3.5
 第17回 21.8% -0.1
 第18回 18.4% -3.4
 第19回 19.0% +0.6
 第20回 20.4% +1.4
 第21回 20.0% -0.4
 第22回 19.5% -0.5
 第23回 19.2% -0.3

裏番組との比較
19.2% 20:00-20:45 NHK 龍馬伝
17.8% 19:00-20:54 NTV 世界の果てまでイッテQ!エコスペシャル
*5.2% 19:57-20:54 TBS オレたち!クイズMAN
11.6% 19:00-20:54 CX* 熱血!平成教育学院勉強W杯スペシャル
*6.6% 19:00-20:54 EX__ 2010FIFAワールドカップ開幕事前スペシャル
*5.9% 19:00-21:48 TX__ 日曜ビッグバラエティ困った夫&妻グランプリ

テーマ : 龍馬伝
ジャンル : テレビ・ラジオ

『入門!システム思考』 われらの時代に必須の思考法

入門! システム思考 (講談社現代新書)
4061498959


 枝廣淳子、内藤耕、共著

 私たちは生活の中で従来の分析的思考では上手くいかない出来事に遭遇することが増えていきました。地球環境問題、資源問題、生態系に関する問題などはまさにそれです。

 害獣だからといってある動物を駆除してしまうと、その動物に捕食されていた虫が大量発生して、別の被害にあってしまうなんてのが、その例です。つまり生態系というシステム全体を見ないで部分だけに対応すると後でしっぺ返しを食らうわけです。

 では、どうしたらいいのでしょうか。そこで有効になる新しい思考法がシステム思考です。

 多様な視点から全体を理解し、要素の関係や組み合わせから問題解決を考える方法を「システム思考」と呼ぶ。


 全体は無理でもより大きな視野で対象をとらえ、要素のつながりを見て、システムの構造を理解していくのがシステム思考です。

 自然の中だけではなく、長い歴史の中で、作り上げた社会の中のすべての要素はつながり、とった行動は必ず他に他に影響を与えているのである。ここではよかれと思ってとった行動が、次の新しい問題を引き起こす。社会の持続性という課題の前に立ちはだかる悪循環は、このようなメカニズムの中で連鎖しているのである。そこで、全体を理解するためには、一つのことを一つの視点ではなく、常に多様な視点から見て、そのつながりを考えるシステム思考が必要になってくる。



 システムを解析し、理解したら、今度はどこをどう直せばよいのかを考えます。

 システム思考では、「小さな力で大きく構造を変えられる介入点」を「レバレッジ・ポイント」(てこの作用点という意味)と呼ぶ。


 このポイントを間違えると事態を悪化させることになります。しかもレバレッジ・ポイントは問題が発生しているところとは離れた意外なところにあることも多いようです。

 他にも、フィードバック・ループ、システム原型など重要な概念やツールがでてきます。類書もいろいろ出ていますから、どれでも読みやすいのを一冊、手にとってみるといいでしょう。新しい思考法に目が開かれます。

 冒頭に大きな例を上げましたが、企業のシステム、個人の行動、なんでも応用できます。人間も自然も閉じた系ではないからです。

 この本を読む前は、どうせわかりきったことが書いてあるんじゃないのか?とか思っていましたが、やはり餅屋は餅屋です。読んで損はありません。


なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方 システム・シンキング入門 (日経文庫) システム思考―複雑な問題の解決技法 (BEST SOLUTION) 朝2時起きで、なんでもできる! (サンマーク文庫) 地球のなおし方
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

『Twitterの衝撃』 多角的にとらえたTwitter論

Twitterの衝撃 140文字がビジネスからメディアまで変える
日経BP社 出版局
4822247724


 複数の書き手によるTwitter論です。いろいろな視点からTwitterが語られています。

 面白かったのはメディアジャーナリストの津田大介氏の文章。シンポジウムをTwitterで文字中継をして注目された彼は文字中継のよさを「2時間の議論を5分で読める優位性」と表現します。2時間のシンポジムを映像で流せば2時間かかりますが、Twitterならば140文字のツイート何本かに凝縮されます。受け手は他のことでもしながらそれを片手間に読めばいいのです。2時間のシンポジウムも5分もあれば概要はつかめるというわけです。確かに文字中継(Tsudaる、と俗称されています)はTwitterというメディアの手軽さと有用性がよくあらわれた利用法です。

 Twitterは属人性の高いメディアだとも言われます。誰が書いているのかが明確で、その特定個人専用のメディアであるという意味です。一部企業で共有されているようなアカウントもありますが、属人性ということでは通常のウェブサイトよりもまたブログよりもその傾向は強いです。

 ですから津田氏がいうように「人間の面白さとつまらなさがわかってしまう」のです。140文字のツイートの集まりですから、そこには「人間の面白さが濃縮還元されている」ともいえます。

 野村総合研究所の亀津敦氏の文章も興味深いものでした。彼はTwitterの将来を見通す視点として次の6つをげています。


Twitterの将来を見通す6つ視点

1.ソーシャルハブ
2.ライフログ
3.リアルタイムウェブ
4.マーケティング
5.情報管理
6.ソーシャルソフトウェア


 私はとくにソーシャルハブに関心を持ちました。TwitterがYouTube、Facebook、Flickrなどの各サービスのハブとしての役目を持ち、各メディア間の情報のやりとりが活発になるということです。

 例えば、この記事がブログに投稿されると、その記事タイトルとURLの情報がTwitterへ渡されて私のアカウントでツイート(書き込み)されます。

 また、Twitterの一日分のツイートがまとめられてこのブログに送られて記事になります。

 今日の「06/01のツイートまとめ」という記事は、私が昨日Twitterに書いたものがまとめられ、FC2ブログに送られてブログの記事として投稿されたものです。

 なんとも不思議な世界に突入していると実感します。Twitterに関係する多くのメディアが登場してきていて、すでに私は状況が把握できなくなっていますし…。

 Twitterの関連本の多くはビジネス利用の視点から書かれています。一冊で多角的にとらえてみたいひとには本書をお勧めします。


Twitter マーケティング 消費者との絆が深まるつぶやきのルール Twitter革命 (ソフトバンク新書 118) Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y) ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書) 「ツイッター」でビジネスが変わる! Twitter Power
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テーマ : Twitter
ジャンル : コンピュータ

龍馬伝 第22話視聴率 19.5% 気が強いだけで魅力に乏しいお龍

 龍馬伝第22話の視聴率は19.5%でした。前回に比べてマイナス0.5%と続落です。

 今回の新キャラ登場はお龍こと楢崎龍(真木よう子)でした。豊胸手術で巨乳になったとの噂のある女優です。ネットでは証拠写真も見られます。

 ドラマの中のお龍は気が強いだけで、とくにこれといった魅力のない人物に見えました。これは演出なのが真木よう子の演技力なのかわかりませんが、ともかくがっかりしました。番組の最後に龍馬の手紙が紹介されていて、お龍を面白い女だと書いてありましたが、どこが面白いのかまったく伝わってきませんでした。

 今回のストーリーはただただ暗いだけでした。武市半平太近辺に話も暗いし、龍馬のまわりも暗いだけ。岡田以蔵がこれといった見せ場もないままつかまってしまったのは本当に残念です。

 NHKの土曜スタジオパークに岡田以蔵役の佐藤健(たける)が出演していたのを見ました。可愛いですね。21歳だからもはや少年ではありませんが、いかにも美少年風です。岡田以蔵のイメージを変えたという意味で今回の佐藤健の演技は大河ドラマ史に残るものです。おおいに評価したいと思います。

 新選組がいいですね。無言のまま斬りかかる男たち。まさに殺人マシーン。これが新選組ですよ。来週はさらに登場シーンが多そうなので期待しています。

 それにしても龍馬(福山雅治)の殺陣は下手ですね。構えができていない。あれで免許皆伝とは笑わせます。もう少し剣術の演技指導があるべきでしょう。龍馬は剣の達人であるべきです。


 視聴率の推移

 第1回 23.2% 前回との差
 第2回 21.0% -2.2 最低視聴率更新↓
 第3回 22.6% +1.6
 第4回 23.4% +0.8 最高視聴率更新↑
 第5回 24.4% +1.0 最高視聴率更新↑
 第6回 21.2% -3.2
 第7回 20.2% -1.0 最低視聴率更新↓
 第8回 22.3% +2.1
 第9回 21.0% -1.3
 第10回 20.4% -0.6
 第11回 21.4% +1.0
 第12回 17.7% -3.7 最低視聴率更新↓
 第13回 18.8% +1.1
 第14回 18.5% -0.3
 第15回 18.4% -0.1
 第16回 21.9% +3.5
 第17回 21.8% -0.1
 第18回 18.4% -3.4
 第19回 19.0% +0.6
 第20回 20.4% +1.4
 第21回 20.0% -0.4
 第22回 19.5% -0.5

裏番組との比較
19.5% 20:00-20:45 NHK 龍馬伝 第22回「龍という女」
17.8% 19:58-20:54 NTV 世界の果てまでイッテQ!
11.3% 19:58-20:54 CX* 爆笑レッドカーペット
*7.9% 19:00-20:54 EX__ スーパーベースボール・西武×巨人

テーマ : 龍馬伝
ジャンル : テレビ・ラジオ

プロフィール

Author:Cozy
情報処理系講師、フリーライター。減速生活者にしてB級遊民。

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