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『マッキンゼー流プレゼンテーションの技術』 プレゼンターは自信、確信、熱意を持て

マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術
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 ジーン・ゼラズニー著

 またしてもマッキンゼー社。プレゼンテーションとか論理的思考はマッキンゼーにしかないのかよ、といいたくなるほどこの分野ではマッキンゼー出身者の著書が定番となっています。

 内容は意外と平凡ですが、それはしっかりと基本が書いてあり、奇をてらうようなことがないからです。オーソドックな良書です。

 なるほどと思ったのは、グラフを見せたときは、いきなりグラフの内容を説明するのではなく、グラフの各要素をきちんと説明しろというアドバイス。言われてみれば、そうだな、と思いました。軸の取り方、ラベルや凡例などひとつずつ説明した方が理解しやすいはずです。ついいい加減に説明してしまいそうです。

 次のページをめくる前に予告してからめくるというアドバイスは、参考にしたいと思いながらも、半信半疑です。その方がよさそうに思えるのですが、なにも言わずぱっとめくってもさして問題がないようにも思えます。

 プレゼンターの態度としては、自信、確信、熱意が重要とのこと。これはまったくその通りでしょう。もちろん内容があってこそ、自信、確信、熱意が持てるわけです。このアドバイスは政治家や採用面接に臨む求職者(学生も)にも共通ですね。

 もし、確信が持てなければプレゼンテーションは断れとも書いています。テクニックでごまかしちゃいけないのです。本書の姿勢が良く出ている提言です。

マッキンゼー流図解の技術 マッキンゼー流 図解の技術 ワークブック マッキンゼー式 世界最強の仕事術 (SB文庫) マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック (SB文庫) パワー・プレゼンテーション (グロービス思考シリーズ)
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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

ファスト住宅、550万円で家が建つ

 NHKで紹介していましたが、今はファスト住宅といって早い安い一軒家の低価格住宅が流行りつつあるようです。

 番組で紹介していたのはなんと550万円の一戸建て。二階建てのたしか3LDKだったと思います。家のあちこちを安い素材や工法に変えることでこの価格を実現しています。例えば、天井はクロスを使わず、石膏ボードのみ。窓枠は四方を木材で囲まずに下枠のみ。こうしたことを1000箇所以上積み重ねて低価格を実現しています。当然工期が短くなって人件費も少なくなるのでしょう。

 地方の安い土地でも買えば、新築の一戸建てとあわせて1000万円程度で家を建てることもできます。

 ネットに調べたところこんなサイトがありました。

新すまい55(550万円からの家づくり)

 オール電化、オール床暖房の平屋プランもなかなかいいじゃないですか。早期リタイアにはぴったりの家という気がします。

 日本の人口は減り続けるでしょうから、今後もこういう安い不動産の話題が続々と出てくるはずです。一人暮らしも増えて無縁社会となっていくことは政府も自治体も不動産業者もわかっています。単身の人が入りやすい安い物件もきっとでてくるでしょう。今後はそういう話題を待ちたいですね。

テーマ : マイホーム
ジャンル : ライフ

格差社会高まるストレス、高所得層も死亡率増

格差社会高まるストレス、高所得層も死亡率増 (YOMIURI ONLINE)
 社会の所得格差が大きくなると、貧困層だけでなく中間層や高所得層でも死亡する危険性が高まることが、山梨大の近藤尚己助教らの大規模なデータ分析で分かった。

 社会のきずなが薄れ、ストレスが高まるのが原因らしい。英医師会誌に発表した。
  (略)
 格差の指標となるジニ係数が「格差が広く意識され始める」目安とされる0・3を超えると、0・05上がるごとに、一人一人が死亡する危険性が9%ずつ増えていた。影響はどの所得層や年齢層でも、男女ともに表れた。


 じつは同じようなことは以前から指摘されていました。それを踏まえての研究でしょう。

 シュテファン・クラインの『幸せの公式―人生を楽しむ「脳力」を育てましょう』には、貧富の差のある国は平均寿命が短く、富が公平に分配されていると長生きすると書かれています。

 つまり長生きをする秘訣は絶対的な豊かさではなく、富が分散され、公平に分配されていることにあるのです。これはまた先進国をみてもわかります。スウェーデンと日本は貧富の差が非常に少ないところです。
社会的にはまったく違った制度の国なのにもかかわらず、両国ともトップクラスの長寿国です。その反対に不公平がひどくなっているところでは、寿命は短くなっていきます。ドイツは、この両方の面で先進国の真ん中あたりにいます。


 実際はいろいろな要因が平均寿命に関与しているのは間違いありません。多くの飢餓が発生するような貧困はそれだけで平均寿命を引き下げることになるでしょうし、医療制度も関係するでしょう。

 しかし、他の条件を除外して考えると、このような傾向が見えてくるようです。

 富の追求はいずれ幸福の頭打ちにあいます。限界効用逓減の法則です。そうであるならば、一部の人間が狂ったように富を蓄積するよりも、適度に富が分配される社会の方が幸福の総量が増えます。つまり、ベンサムの「最大多数の最大幸福」です。

 Wikipediaによれば、その意味は「個人の幸福の総計が社会全体の幸福であり、社会全体の幸福を最大化すべきである」ということです。これを後にベンサムは「最大幸福原理」(the greatest happiness principle)と呼び変えています。

 国家はこの最大幸福原理を目指すべきではないかと私は考えています。

 問題はその実現方法です。ただ分配すればいいってものではないでしょう。ある程度の競争も必要でしょうし、私有財産も否定すべきものとは思えません。逆に無制限の自由競争がこの原理を実現しないこともはっきりしています。

 となるとその中間ということになりますが、それはある意味当たり前の話で、何も言っていないに等しい。

 どんな社会にすべきかということはこのような研究を多く重ねて、ある程度科学に裏打ちされた政策を取るべきではないかと思います。

 スパコンもいいでしょうが、この手の研究に援助をすることは素晴らしい投資になるし、いずれは国家運営のコストを下げることにつながるでしょう。


幸せの公式―人生を楽しむ「脳力」を育てましょう
Stefan Klein
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テーマ : 健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

クリスマスでも恋人イラネ…52%

 クリスマスを恋人と過ごすことがトレンドだった頃があります。バブル景気前後がまさにそうでした。

 その後、クリスマスを家族と過ごす人が増えてきたというニュースを聞くようになりました。さらに最近では若者の意識が大きく変化しているようです。

今年のクリスマスに対する意識調査、20代・30代未婚男性対象で現在恋人がいない71.2%

インデックスとポイントオンは、20代30代未婚男性を対象に、今年のクリスマスに対する意識調査を実施した。その結果、現在恋人がいないが71.2%、クリスマスまでに欲しくないが52%、クリスマスまでに告白したい意中の人がいるは32.2%となった。


 20代30代未婚男性で恋人がいない人が71.2%です。恋人がいない人の中でクリスマスまでに恋人が欲しくないが52%です。全体の中でも37%になります。なかなかの高率じゃないでしょうか。

 ちなみにクリスマスを家族と過ごす人が17.2%、恋人と過ごすと決めている人が19.8%、一人で過ごすと決めている人が18.6%と3つが拮抗しています。

 わざわざ一人で過ごすと決めておかなくてもよさそうなものですが、なにかかたくなな「意志」を感じます。クリスマスイブにわざわざ吉野家にひとりで入り、「大盛りねぎだくギョク」と殺伐とした雰囲気で注文するような。

 一方、アメリカではクリスマスが消費の最盛期となります。なんとアメリカの国内消費の25%がこの時期に集中します。しかし、今年のクリスマスは物が売れないだろうとの予測が出ています。予想をさらに下回るとアメリカの景気低迷はいよいよどん底へ向かっていくことになります。

 サブプライムローンのこげつきに続いてクレジットカードのこげつきが注目されています。アメリカの金融資本主義の推進力はアメリカ国民の浪費にあったわけですが、これでいよいよそのエンジンを失うことになります。

 証券化商品とかレバレッジだとか危険な仕組みも規制がかかる方向が決まっています。しかし、どこまで規制をするのでしょう。アメリカやイギリスはおおいに抵抗を示すと思うのですが。

 かくいう私は、今年のクリスマス、自宅でアメリカ消費の冷え込みを伝えるニュースを見ながらワインでも飲むことになりそうです。そのとき家族と一緒かどうかは未定です。

浪費するアメリカ人―なぜ要らないものまで欲しがるか
Juliet B. Schor 森岡 孝二
4000025848

世界金融危機 (岩波ブックレット NO. 740)
金子 勝
4000094408

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

若年ワーキングプアが44.1%

年収200万以下、若者の4割強 兵庫県内労組調査

 若者の非正規雇用の増加が社会問題になる中、兵庫県内の労働組合などが七-九月、県内の若者約百人にアンケートしたところ、四割強が、年収二百万円以下のいわゆる「ワーキングプア」という結果が出た。

(略)

 それによると、雇用の形態は六十六人(64・7%)が正規雇用。三十三人(32・4%)が派遣やアルバイトなど非正規雇用だった。三人は求職中。

 年収は全体の四十五人(44・1%)が「二百万円以下」と答えた。雇用形態別の内訳は正規雇用では十八人(27・3%)だったが、非正規雇用は二十五人(75・8%)を占めた。年収二百万円の人のうち十六人は親から独立しており、生活は困窮していると推測される。


 若者の労働環境は劣悪です。年収が200万円以下の若者(学生を除く十-三十代)4割強もいます。正規雇用でも年収200万円以下が3割近くいるというのはすごいですね。

 そしてこの不況。来年以降はもっと厳しくなるでしょう。仕事にも就けないニートが増えることでしょう。若者ばかりではなく、多くの人が失業する可能性があります。どうなってしまうのか。本当に心配です。

 政治や文明は日本人を幸せにしたでしょうか。ある面では幸せになったでしょうが、トータルでは間違った方向へ進んだようです。

テーマ : 格差・階級
ジャンル : 政治・経済

プロフィール

Author:Cozy
情報処理系講師、フリーライター。減速生活者にしてB級遊民。

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